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2005年04月01日(金) 03時04分

<セシール>他のギョーザも、偽装販売の疑い毎日新聞

 通販大手セシール(高松市)が飲食店に無断でカタログ販売していた偽ギョーザ事件で、同時に扱った他の複数の業者のギョーザについても、同社は同様の手口で偽装表示を行い、販売していた疑いがあることが31日、分かった。一部業者は「勝手に名前を使われ、信用失墜を招いた」として、近くセシール側を相手に損害賠償を求めて訴訟を起こす構えだ。
 関係者によると、セシールは昨年発行の通販カタログで「遠くからでも通う価値のある全国の行列店」として、福岡、東京、大阪など6都府県12業者のギョーザをPRし、販売を受け付けたが、少なくとも3業者の商品は、無断で掲載、販売されていた。福岡県警は、そのうち居酒屋「二○家」(東京都新宿区)の偽ギョーザについて、不正競争防止法違反容疑で同社を摘発している。
 偽ギョーザを販売された東京都内の中華料理店経営者によると、03年末〜昨年初め、セシール側から再三にわたりカタログ販売を持ちかけられたが、断っていた。ところが、セシール側は昨春、同店のギョーザと偽ってカタログで販売。経営者は県警の家宅捜索をきっかけに調べたところ、自らも被害に遭っていたことに気付いたという。
 都内のギョーザ専門店も同じ手口で無断で販売されており、近く損害賠償を求め提訴する方針。
 セシール広報室は「カタログ商品の製造を委託していた食品会社を信用していた。事情を聴きたいが連絡が取れずにいる」と話している。
(毎日新聞) - 4月1日3時4分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000011-mai-soci