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2005年03月30日(水) 09時32分

ネット銀行が普及してきたこれだけの理由japan.internet.com

ネット銀行が生活に密着してきた。2月5日付のフジサンケイビジネスアイ誌によると、利用者が順調に拡大していることを背景に、アイワイバンク銀行では2004年3月期で初の単年度黒字を達成した。加えて、ジャパンネット銀行とイーバンク銀行のネット専業銀行は通期の経常黒字のメドが立った。

そして、後発組として、昨年プロ野球参入を巡って争ったライブドア、ヤフーが次の土俵をネット銀行へと移した。新規参入者がサービス競争を繰り広げれば、さらに使いやすいサービスが生まれそうだ。

マクロミルの調査によると、現在ネット銀行の口座を持っている人は約8割で、口座を持っていない人の約半数が今後持ちたいと回答した。(マクロミルでは、アンケートで回答して得たポイントをネットバンク口座に換金できる制度がある。実際のネットユーザーより多くの人が利用していると考えられるため、参考程度にお考えください)

ネット銀行の魅力は一言で利便性に尽きるが、今回は、生活に密着してきた理由をご紹介しよう。

1)24時間PC上でいつでも、どこからでも振り込みできる。もう銀行の長蛇の列に並ぶ必要がない。

2)振り込み手数料が安い。既存の ATM 経由だと400円程度必要だが、ネット銀行では0〜200円程度

3)金利が高い。例えば、イーバンクの定期金利(一口10万円、1年)は0.33%で、大手都銀の10倍!

4)暗証番号が4桁でなく、キャッシュカードより複雑。取引後は内容詳細をメールで確認できる

5)補償制度がしっかりしている

6)提携のコンビニなどで現金が引き出せる

私自身、ネット銀行を利用して早3年。きっかけは、ATM での家賃振込みに毎月400円程度かかり、わざわざ銀行まで行く時間を短縮させたかったことである。当初は現金を全く見ないネット決済に不安をもっていたが、一度体験すると、あまりの便利さに ATM から振込みすることがなくなった。

オークションの世界では、ネット銀行での 振り込み が主流である。せっかく1円でも安く競り落としたのだから振込み手数料も安く、気軽に行いたい。多くのネット銀行では、同行宛ての振込みは手数料がかからない。

また、ネット株式では、証券会社指定の口座に入金する必要がある。ネット銀行を利用すると、例えば新生銀行では、月5回まで振込み手数料がかからないメリットもある。

現状では、頻繁に提携 ATM で引き出すと手数料がかかるため、ネット専業銀行は定期預け入れと振込みに利用し、今までの銀行は引き出し専用、と使い分ける人が多いようだ。とはいえ、近いうちにキャッシュレスの世界が普及する気がする。記事提供: 株式会社マクロミル



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(japan.internet.com) - 3月30日9時32分更新

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