2005年03月08日(火) 00時00分

ＨＰに音声、文字拡大機能 高齢者らに優しいソフト導入　高崎市 （東京新聞）

　高崎市は新年度、同市のインターネットのホームページ（ＨＰ）が、視力の弱い障害者やお年寄りにも簡単、快適に閲覧できるように、支援ソフトを導入する。音声で情報を読み上げる機能などが付き、県内自治体では初の試みという。

　ＨＰの文字などを拡大できるほか、閲覧したい項目にカーソルを置くと、その部分の情報を音声で順次読み上げる機能などがある。音声や文字の大小、読み上げる速度などは調節できる。視力が弱い障害のある人やお年寄り、色覚に障害のある市民にも対応できるよう、文字や画面の色も数種類から選択できる。

　入札など一部を除き、一般市民が閲覧するＨＰ上の項目・情報すべてに原則、対応する。同様の支援システムは横浜市などで導入している。

　同市は一九九六年三月からインターネットＨＰを開設。アクセス数は二〇〇二年度ごろから年々増加傾向にあり、本年度は一月末現在で、月平均九万九千件。人口や歴史など市の紹介や観光・イベント、各種の生活・行政情報、暮らしの相談や街づくり情報などを掲載している。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20050308/lcl_____gnm_____003.shtml