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2005年02月25日(金) 21時28分

<BSE問題>「全頭検査は世界の非常識」島村農相毎日新聞

 島村宜伸農相は25日の衆院予算委員会で、BSE(牛海綿状脳症)の全頭検査について「世界の常識ではなく、非常識な部類」と発言した。米国産牛肉の早期輸入再開は島村農相の持論だが、輸入再開の前提となる国内検査の基準緩和問題が食品安全委員会プリオン調査会で議論されている最中だけに、野党や消費者団体は「食品安全委への政治的圧力だ」と強く反発している。
 米国牛肉の輸入再開を迫った赤羽一嘉委員(公明)の質問に答えた。島村農相は、多くの国が検査対象を生後30カ月以上に限っている欧州のケースなどを上げながら、「いつまでも、こういう(全頭検査にこだわる)姿勢に閉じこもっているのが妥当とは考えていない」などと述べた。
 島村農相発言に対し、民主党の鮫島宗明・「次の内閣」農相は国会内で緊急会見を開き、「食品安全委の公正な判断を妨げる非常識な発言で、農相として不適格」と厳しく非難。消費者団体の主婦連合会も「専門家でも議論が長期化する問題なのに、食の安全を守る立場の人のものとは信じられない発言だ」と批判した。
 島村農相は自民党の食品産業振興議連の会長だった昨夏、外食団体とともに政府に早期輸入再開を陳情していた。昨年9月の農相就任時にも「(米国牛肉を食べるかどうかは)消費者の自己責任に任せればよい」などと輸入再開に意欲を見せたが、その後は公の場では慎重な発言を続けていた。   【望月靖祥】
(毎日新聞) - 2月25日21時28分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000128-mai-pol