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2005年02月19日(土) 16時25分

詐欺未遂:他人免許証再交付「本人確認ずさん」 県警、再発防止へ /埼玉毎日新聞

 ◇「本人確認ずさん」
 消費者金融から現金をだまし取ろうとして上尾署に詐欺未遂などの疑い逮捕・起訴された新座市のトラック運転手(39)が、他人になりすまして運転免許証の再交付を受けていたことが18日、分かった。再交付手続きで県警免許センターは写真照合をしたが、別人と見抜けなかった。被害者の「本人確認がずさん」との指摘があり、県警は本人確認を徹底し再発防止を図ることにした。
 起訴状などによると、運転手は昨年11月5日午後3時ごろ、上尾市内の消費者金融会社の無人自動契約機で、春日部市内の自動車修理業の男性(35)名義の免許証を提示して、50万円の融資を受けようとした疑い。
 金融会社が確認のため免許証の男性の勤務先に電話連絡を取ったところ男性が在勤し、運転手は別人であることが分かった。運転手はこの直前に県警運転免許センター(鴻巣市)で男性の住民票と、男性名義で開設した預金通帳を提示し、運転手の顔写真の入った男性名義の免許証の再交付を受けていた。
 同センターによると、窓口で応対した職員が名前、生年月日などを口頭で質問し、台帳の写真とも見比べて“男性本人”と判断した。同センターは「(確認の)手順に抜けていることはなかった」としながらも「写真で見抜けなかった」という。
 一方、被害男性によると、自分の免許証を不正取得した運転手とは面識がなかった。運転手は事件の約2カ月前に「電話を貸してほしい」と男性の会社に訪ねてきて従業員が応対したことがあった。事件の日には顧客を装い、男性の不在予定を確認するような電話があったという。男性は「免許は一番信頼できる本人証明と思っている。だが顔を見たこともない人間に簡単に再交付され不安だ。免許センターの本人確認がいいかげんなのではないか」としている。
 事件後、県警は同センター内に再発防止検討委員会を設けて対応策を協議し、これまで1人でしていた写真照合を複数にした。
 センター免許課は「大変申し訳ない。今後は再発防止の徹底を図りたい」としている。【金沢衛、高本耕太】

2月19日朝刊
(毎日新聞) - 2月19日16時25分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050219-00000184-mailo-l11