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2005年02月09日(水) 22時31分

シンセキュア、フィッシング対策製品SecureVM for AntiPhishingを無料提供MYCOM PC WEB

シンセキュアは、フィッシング対策製品「SecureVM for AntiPhishing」を発表、無料提供を開始した。一般ユーザー向けと、同社「SecureVM」ユーザー向けの2つのセットアップファイルが用意されている。

現在問題となっているフィッシング詐欺とは、信頼できるサイトに酷似した詐欺サイトにユーザーを誘導し、クレジット番号やパスワードといった個人情報を入力させ、それを悪用するというもの。SecureVM for AntiPhishingは、同社のセキュリティ対策製品SecureVMの技術をベースにユーザーが接続しようとしているサイトを調べ、詐欺サイトに該当するかを判定するソフトウェア。その特徴はブラウザを選ばずに利用できる点。Internet ExplorerやFirefox、Operaなど、現在使用しているブラウザなどで利用できる。対応OSはWindows 2000/XP/2003 Server。

フィッシングサイトの判定には、ブラックリスト/ホワイトリストと照らし合わせるデータベース方式と、ドメインネームシステム(DNS)からアドレスバー詐称が行われているかをチェックする方式の2つの手法が組み合わされている。ブラックリストは詐欺サイトの情報が随時登録され、ホワイトリストには信頼できるサイトが登録されている。ドメインからの検索では、現在表示されているサイトと、DNS検索によるサイト名に食い違いがある場合などで注意を促す仕組みだ。SecureVMにより実際のブラウザの接続先をチェックするため、JavaScriptやブラウザのセキュリティホールを突いたコードに対しても有効であるとしている。

(石川ひさよし)

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http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/02/09/012.html

さらに巧妙化、複雑化するフィッシング、その現状と対策は
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/01/27/001.html

ますます悪質になるフィッシング現状が明らかに - 金融機関にターゲット絞る
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/01/24/006.html

フィッシング詐欺で初の被害を確認、警察庁が対策を強化
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/12/24/004.html

【レポート】情報化社会に忍び寄る危険 - 産総研・高木浩光氏に聞く
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2005/01/01/takagi/index.html

フィッシング詐欺を嗅ぎ分けるWebブラウザ「Deepnet Explorer」
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/12/02/102.html

元シマンテック社長のセキュアブレイン、初製品はフィッシング対策ソフト
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/11/25/001.html

シンセキュア
http://www.synsecure.co.jp/

(MYCOM PC WEB) - 2月9日22時31分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050210-00000092-myc-sci