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2005年01月27日(木) 12時53分

数百の偽名口座を常時確保 大規模振り込め詐欺産経新聞

数百の偽名口座を常時確保 大規模振り込め詐欺

 暴力団関係者らによる大掛かりな振り込め詐欺事件で、詐欺組織がだまし取った金を振り込ませるための他人名義や架空名義の銀行口座などを常時、数百口座確保し、一度犯行に利用するとキャッシュカードを破棄するなど証拠隠滅を図っていたことが27日、警視庁などの合同捜査本部の調べで分かった。

 調べでは、組織内に設けられた引き下ろし専門グループの男(22)を逮捕、関係先からパソコンを押収したところ、少なくとも数百の口座番号が記載されていた。

 組織は約10グループを束ねる「総括社長」を筆頭に「グループ社長」「店長」「番頭」などを配置した「会社」を形成。引き下ろし専門グループは、各店長と直接連絡を取り合い、店長から渡されるキャッシュカードを使って現金を引き出す役割で、各店舗から下ろした金額に応じて手数料を取っていた。

 約100店舗の引き下ろしを一手に引き受けるため、カードの裏面にはどの店からの依頼かを確認するための番号と、暗証番号を記し、業績を管理。各グループの社長に報告し、店側がグループ社長に提出する出納帳と照らし合わせていたという。

 一度使われたキャッシュカードは店長に返却されるとすぐにシュレッダーで細断され、同じ口座を二度と使うことはなかった。

 他人名義や架空名義の口座は、別の口座開設専門グループが調達。各店長に数十口座にまとめてキャッシュカードとともに渡していた。

 合同捜査本部は、詐欺組織がこうした綿密な管理で摘発を逃れようとしていたとみて、逮捕した幹部らを追及、事件の全容解明を急ぐ。(共同)

(01/27 12:53)

http://www.sankei.co.jp/news/050127/sha058.htm