2005年01月20日(木) 20時02分
組織犯罪処罰法を初適用＝役割分担、毎月給料−おれおれ詐欺で６人逮捕・新潟など（時事通信）
おいを装った電話で３２０万円をだまし取ったとして、新潟県警捜査２課などは２０日までに、組織犯罪処罰法違反（詐欺）容疑で千葉県浦安市当代島、インターネット関連会社社長稲垣真弘容疑者（２７）ら６人を逮捕した。
同課によると、架空請求事件で同法が適用されたことはあるが、おれおれ詐欺事件に適用されたのは全国で初めて。
稲垣容疑者がリーダーで、電話をかけたり、現金を引き出したりするなどの役割を仲間に指示。東京都渋谷区に事務所を設け、多い月には数千万円に上った「収益」の分け前を毎月「給料」として渡すなど、組織的に犯行を繰り返していたとして、量刑が詐欺罪より重い同法適用に踏み切った。
（時事通信） - 1月20日20時2分更新
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