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2005年01月12日(水) 21時42分

「腐った司法に怒り心頭」 中村教授が記者会見で批判産経新聞

「腐った司法に怒り心頭」 中村教授が記者会見で批判


青色LED訴訟が和解し記者会見する中村修二・米カリフォルニア大教授=12日午後、東京都千代田区(共同)

 青色発光ダイオード(LED)訴訟で、日亜化学工業(徳島県阿南市)と和解した中村修二・米カリフォルニア大教授(50)は12日、東京都内で記者会見し「全く不満足。無理やり和解に追い込まれ、怒り心頭に発した」と、東京高裁の訴訟指揮を痛烈に批判した。

 和解を受けて緊急来日した中村教授。充血した目で「高裁は山ほど提出した書面をまるで読まず、最初から和解金額を決めていた。これで正義の判断といえますか」と声を荒らげ「これだけが言いたくて日本に来た。日本の司法システムは腐っている」と切り捨てた。

 東京高裁は和解案で、1審判決が認定した発明の対価約604億円(支払い命令は200億円)の100分の1にあたる6億円を対価と提示。日亜が遅延損害金を含む約8億4000万円を支払うことで11日、和解が成立した。

 中村教授は「勝つ可能性が0.1%でもあれば最高裁まで闘おうと何度も弁護士に頼んだ」と明かした上で「判決になればさらに額が下がるし、最高裁は法律論しか争わない。結果が同じなら打つ手がない」と和解を決断した理由を述べた。

 和解金については「大部分は税金で持っていかれ、裁判費用でいくらも残らない」としながら「発明当時の報奨金2万円がここまで増えたのだし、日本の企業ががらりと変わった。裁判はやってよかった」とも。

 紛争が終結したことについて「これで自由に研究に打ち込める。また新しい材料を使って誰もやらなかったことをやってみたい」と話すと、ようやく笑顔を見せた。(共同)

(01/12 21:42)

http://www.sankei.co.jp/news/050112/sha098.htm