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2005年01月12日(水) 12時33分

人為ミスによる情報漏洩を発見するツール、McAfee がリリースjapan.internet.com

ウイルス対策大手の McAfee ( NYSE:MFE ) は10日、Foundstone Professional Services 部門が『Foundstone SiteDigger 2.0』をリリースしたと発表し、 無償ダウンロード 提供を開始した。Web 上に誤って漏れ出した情報を、 Google ( NASDAQ:GOOG ) の検索機能を使って発見するツールだ。
人為ミスによって Web に流出した情報が検索エンジン上に現れることは、しばしばある。McAfee のワールドワイド プロフェッショナルサービス担当副社長 Chris Prosise 氏によると、Foundstone SiteDigger 2.0 は、そうしたミスを、Google でインデックス化した検索情報を使って発見するという。
企業の従業員は、財務記録やパスワードおよび個人情報などといった機密情報を、自社の Web サイトで不用意に漏洩してしまう恐れがあることに気づいていない場合が多いと、Prosise 氏は指摘する。
Foundstone Professional Services のコンサルティング担当ディレクタ Mark Curphey 氏は、声明の中で次のように述べている。「企業は、社内ネットワークへの侵入に対して警戒を強めているが、人為ミスによって情報がインターネットに流出する可能性に対しても、責任を負う必要がある」
Foundstone SiteDigger 2.0 を使うと、不注意で企業 Web サイトに残った機密情報を探し出せる。パスワード/個人情報/財務記録などの機密情報は、従業員がうっかり自社サイトに残してしまうことが多く、簡単にクラッカーの餌食になりかねないが、そうした危険を軽減できるツールだ。
同ツールは、「プライバシ」「バックアップファイル」「設定ミス」「リモート管理インターフェース」「エラーメッセージ」「周知の脆弱性」「技術プロファイル」という7項目に焦点を当てて、チェックすることができる。
スキャンチェック完了後、Foundstone SiteDigger 2.0 はレポートを発行する。企業は、それを参考にして、情報漏洩を最小限に食い止めるとともに、あらゆる潜在的な問題に対処できるようになる。



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(japan.internet.com) - 1月12日12時33分更新

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