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2005年01月11日(火) 20時09分

2000件を突破、過去最多に 京都府警 ”悪質商法110番”京都新聞

 京都府警は昨年1月から11月末までの「悪質商法110番」の受理状況をまとめた。受理件数は、府警が同110番を設けた1987年以降、初めて2000件を突破、過去最多を記録した。うち、8割近くがインターネットのアダルトサイト利用料の架空請求となっている。
 生活経済課によると、1−11月末の総受理件数は、前年同期に比べて777件増の2015件。
 相談の内訳は、アダルトサイト利用料の架空請求が前年同期比2・4倍の1566件と、総件数の77%を占め圧倒的に多い。債権回収の架空請求96件、高金利54件と続くが、前年同期に比べるとそれぞれ137件減、41件減と大きく減少した。
 また、訪問販売や通信販売の形態をとった悪質商法の相談も、それぞれ7件と16件減った。
 一方、融資の保証金を名目にした詐欺が同45件増の54件で高金利と同数となっており、その急増ぶりが目立つ。
 生活経済課は「いわゆる『ヤミ金融』や訪問・通信販売型の悪質商法は手口が広く知れ渡り、相談が減少した」と分析。しかし、相談件数が過去最多となったように「悪質商法そのものは減っていない」と警戒し、特にネットの利用に絡めた悪質商法が増えるとみて、心当たりのない請求には応じないよう注意を呼びかけている。
 悪質商法110番は、平日午前9時−午後5時45分に相談を受け付けている。Tel:075(451)9449へ。
(京都新聞) - 1月11日20時9分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050111-00000024-kyt-l26