悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2005年01月08日(土) 11時53分

「判断を迷った」…6人死亡「福山福寿園」園長が会見読売新聞

 広島県福山市の特別養護老人ホーム「福山福寿園」で高齢者42人がおう吐や下痢、発熱などの症状を訴え、うち6人が死亡した問題で、同園の岡田剛理事長は8日未明に会見、保健所への通報が遅れた理由について「感染症か食中毒かの判断を迷い、通報できなかった」と釈明した。

 一方、同市保健所は、7日に続き8日午前も同園への立ち入り調査を行った。

 岡田理事長は、「年間に約30人の入所者が死亡しており、(6人が亡くなっても)異常事態とまでは思わなかった」と述べた。その一方で「(発症者が急激に増えた翌日の)3日ごろからおかしいと思った」などと話した。

 市保健所などの調べでは、同園で初めて発症者が出たのは12月30日。翌日には8人が発症し、1月2日には15人と8日間で最多の発症者を出した。3日から6日までの4日間にも1—7人の発症が続いた。

 市保健所では、園側が集団感染などを疑いながら通報しなかったことで、発症者が増えた恐れがあると見ており、週明けにも出る検体の検査結果を待って、園側の管理体制などを指導する。

 原因については調査中だが、ロタウイルスやノロウイルスなどの病原体が引き起こした可能性も指摘されている。

 ロタウイルスは、幼児に多く、唾液(だえき)や便を介して感染。同ウイルスによる胃腸炎は「おう吐下痢症」とも呼ばれ、冬場に集団発生することがある。福山市内では昨年12月ごろから、ロタウイルスによるとみられるおう吐や下痢を訴える患者が1日数十人から100人程度出ており、市医師会が注意を呼びかけていた。

 一方、ノロウイルスは、秋から冬にかけて、食中毒や集団感染を起こす代表的な病原体で、おう吐、下痢、発熱などを起こし、老人や乳児では死亡することもある。
(読売新聞) - 1月8日11時53分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050108-00000404-yom-soci