2005年01月06日(木) 13時09分
「振り込め詐欺」で対策本部 滋賀県警（京都新聞）
おれおれ詐欺など「振り込め詐欺」が後を絶たないことから滋賀県警は５日、捜査と予防活動の強化を目的に、「振り込め詐欺抑止対策本部」を設置した。昨年６月に始めた「身近な知能犯罪対策班」を発展させ、人員や担当課を増やした。
県内では昨年１年間で、おれおれと架空請求、融資保証金名目の３種類の詐欺で、計約２億２０００万円の被害が出た。対策本部は、上山国隆本部長を責任者とする６０人体制。同対策班の捜査二課や生活安全企画課を中心に、暴走族や非行少年グループなどの対策部門との連携を強めるため、少年課や交通指導課を加えた。
これらの詐欺事件では、首都圏近郊の銀行口座からの引き出しが大半を占めていることから、県警は今月中旬以降に、首都圏の警察本部に捜査員１人を派遣する。
（京都新聞） - 1月6日13時9分更新
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