2005年01月02日(日) 21時03分

＜オウム信者＞幹部が「温熱修行」中に死亡（毎日新聞）

　東京都足立区のオウム真理教（アーレフに改称）の男性出家信者宅で２日未明、埼玉県八潮市の男性幹部（４５）が入浴中に死亡していたことが分かった。死因は水死で目立った外傷はなく、高温の湯につかる「温熱修行」中の事故とみて、警視庁綾瀬署で調べている。
　調べでは、同日午前０時過ぎ、同区六木３の信者宅から「信者がふろで死んだ」と１１０番があり、同署員が駆けつけると、幹部が浴室で既に死亡していた。室内には男女の信者が３人ほどいた。
　教団は年末年始のセミナーを先月３０日から今月３日まで八潮市内の施設で開催中で、教団は「今後は温熱修行を全面的に禁止する」としている。
　幹部は教団の「科学技術省」に所属し、松本サリン事件の殺人ほう助罪やサリン量産プラント建設に関与した殺人予備罪に問われ、懲役８年の有罪判決を受けて服役し、昨年４月に出所していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050102-00000034-mai-soci