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2004年12月29日(水) 17時18分

ファイル交換「P2P」、安全活用へ NECが新技術朝日新聞

 インターネット上でサーバーを経由せずにパソコン同士で直接ファイルをやりとりするピア・ツー・ピア(P2P)を安全に活用する新技術を、NECが開発した。違法コピーの流通に使われがちなP2Pだが、新技術では流通経路を追跡し、その発信者や受信者を特定できるようにした。P2Pはファイルのやりとりの手段として今後も有望視されており、合法的な仕組み作りを急ぐ考えだ。

 新技術では、利用者AからBにファイルが流れる場合、そのファイル全体を暗号化してP2Pで送信。同時に「ファイルが流れた」という情報が専用サーバーに届き、サーバーからBに暗号解読用のカギが送られる。

 サーバーに流通経路が残るため、発信者を特定でき、違法行為の抑止につながると期待する。従来のP2Pでは、ファイルがどこから発信され、どう流通したか分析することは困難だった。

 P2Pは、インターネットの急速な普及でサーバーへの負荷が増加傾向にあるため、ネット業界では「有効利用するべきだ」との指摘が出ている。将来は、ホームページ上のデータやブログなどをP2Pでやりとりするのが一般化する可能性もある。

     ◇

 〈P2P〉 インターネット上で、サーバーを介さず情報を端末同士で交換する技術。専用ソフトをダウンロードした「参加者」が、自由にファイルを提供したり取得したりできる。ソフト利用者同士が画面上で交渉して交換する手法のほか、誰かが公開したファイルを一方的に複製する場合もある。匿名性が高く、違法コピーの流通で著作権侵害の「温床」とも指摘され、今年5月にはファイル交換ソフト「ウィニー」の開発者が逮捕された。

(12/29 17:17)

http://www.asahi.com/business/update/1229/062.html