悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2004年12月28日(火) 02時38分

「振り込め詐欺」対策を強化 県警が専用相談電話 専従の捜査チームも発足西日本新聞

 【宮崎】 警察官などに成り済まして電話で金を要求したり、虚偽の請求書を送り付けるなど「振り込め詐欺」の被害が増え続けていることを受け、県警は二十四時間態勢で相談を受け付ける専用電話「振り込め詐欺110番」を設置、二十七日には特別捜査プロジェクトチームも発足させた。被害の予防とともに、情報を生かして実行犯の逮捕や手口の実態解明を進める。

 県警によると、県内での被害状況は一月から十一月末までで計百三件、総額約一億三千万円。県警は「少額だと届け出ない人もおり、被害のすそ野は広い」と分析、相談件数は一万千六百六十一件で昨年同期の二・六倍に達している。

 「おれおれ詐欺」から派生した「振り込め詐欺」は、警察官や弁護士を名乗って電話し、事故や事件の示談金などを要求する手口。新潟県中越地震の義援金を装った架空請求や、「〇〇債権回収機構」など公的機関を連想させる名前で架空請求書を送り付けるケース、実在する消費者金融会社のダイレクトメールそっくりの請求はがきを使う手口も出てきており、県警は「慌てて振り込まず、まず相談してほしい」と呼び掛けている。

 一方、専従捜査チームは捜査二課を中心に県内各署から選抜された二十五人で発足した。相談専用電話は=0985(29)2525。
(西日本新聞) - 12月28日2時38分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041228-00000009-nnp-l45