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2004年12月22日(水) 11時48分

<オウム裁判>松本被告弁護団の申し出すべて拒否 東京高裁毎日新聞

 オウム真理教(アーレフに改称)の松本智津夫(麻原彰晃)被告(49)=控訴中=について、東京高裁は弁護団による鑑定実施や公判手続き停止の申し出について、すべて退けた。高裁は今後、期限が来年1月11日に迫った控訴趣意書の提出を強く迫るとみられる。弁護団によると、担当裁判長は「控訴審はあくまで(1審判決の当否を審査する)事後審」と強調しているといい、初公判から約7年10カ月を要した1審の繰り返しは許さないという固い意思がうかがえる。
 これまで、教団元幹部の多くは1審判決から控訴審の開始まで2年以上を要している。記録を積み上げると約10メートルにもなる「超大型裁判」(ある判事)の松本被告の開始時期は、さらに遅れる可能性があるが、高裁は、大型事件では通常1年はかかる地裁からの記録送付を、2カ月で受け付けた。弁護団が「被告と意思疎通ができない」と期限までの控訴趣意書作成に難色を示すと、裁判長自ら被告に手続きを説明し「提出がなければ控訴棄却もありうる」と述べた。異例とも言える訴訟指揮の背景には、昨年の裁判迅速化法施行もスピード重視に拍車を掛けているとみられる。
 弁護団は「刑事裁判は被告のためにある。誰のための迅速か」と反発しているが、公判停止が退けられた以上、控訴棄却による死刑確定という事態も考えられる。弁護団には趣意書を期限内に提出するか、期限延長を申請するか、の選択肢しかなく、今後の対応に注目が集まる。【坂本高志】
(毎日新聞) - 12月22日11時48分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000031-mai-soci