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2004年12月20日(月) 00時00分

NHK不祥事 海老沢会長、当面辞めず 東京新聞

 NHKは十九日、一連の不祥事を検証し、公共放送の在り方を議論する特集番組「NHKに言いたい」を午後九時から二時間十五分にわたって放送した。海老沢勝二会長が生出演して視聴者からの意見に答え、評論家田中直毅氏を司会者に、有識者を交えた討論を展開した。 

 海老沢会長は番組の冒頭で、一連の不祥事について謝罪。「視聴者の声に真摯(しんし)に耳を傾け、信頼回復に役立てたい」と述べた。進退問題については、「改革を軌道に乗せた時点で自分で判断したい」とし、当面の辞任を否定した。だが、番組終了後「辞めないとは言っていない。改革のメドがはっきりすれば」と述べ、任期途中の辞任もあり得るとした。

 番組で討論に出席したのは、海老沢会長のほか、経済同友会代表幹事の北城恪太郎氏、テレビマンユニオン副会長今野勉氏、笹森清連合会長、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、雪印乳業社外取締役日和佐信子氏、中央大教授堀部政男氏(NHK経営委員)の六人。

 「この番組の放送は不満のガス抜きか」との鳥越氏の質問に、海老沢会長は「セレモニーにするつもりはない」と答えた。笹森氏は海老沢会長の経営責任に言及。「チェック機能が働いてない」と指摘した。海老沢会長はこれを認め「組織内部に緊張感が欠けていた」と、不祥事の原因を説明した。

 また、国会の海老沢会長の参考人招致の模様を生中継しなかった点について、会長は「自分が判断した」と説明。以前に理由を「編集権の問題だ」と言った点は、「記者会見での売り言葉に買い言葉。今思えば生中継した方がよかった」と述べた。

 さらに、海老沢会長は、年明けに外部の意見を聞く研究会を開き、放送局ごとの視聴者会合を数百人単位の参加者に増やして実行すると説明した。

 NHKの労働組合「日本放送労働組合」は、受信料不払いによる経営悪化の責任を明確にすべきだとして、会長の退陣を求めている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20041220/mng_____sya_____006.shtml