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2004年12月19日(日) 00時00分

肩こりで頭痛と診断の女性 くも膜下出血で重体 佐久総合病院 夫が臼田署に告訴状 東京新聞

 臼田町の厚生連佐久総合病院(夏川周介院長)で十月下旬、くも膜下出血の疑いがあるとして診察に訪れた佐久市内の女性(55)が「肩凝りによる頭痛」と診断され、約四時間後にくも膜下出血で意識不明の重体となっていたことが分かった。

 女性の夫(56)は「診療は不適切で、業務上過失傷害にあたる」として、診察した医師に対する告訴状を臼田署に提出。同署が内容を見て受理するかどうか決める。

 同病院によると、女性は十月二十三日午後二時ごろ、自宅で後頭部に激しい痛みを感じ、同院を訪れた。診察した研修医は、女性の症状から「肩凝りによる頭痛」と診断し、鎮痛剤を処方した。

 女性は自宅に戻った後に倒れ、意識不明となった。午後六時すぎ、救急車で同院の集中治療室(ICU)に運ばれ、CT(コンピューター断層撮影装置)で検査した結果、くも膜下出血と診断された。女性は現在も意識不明の状態で入院中。

 夏川院長は「誤診かどうかの判断は申し上げられないが、ご家族には誠意を持って対応したい」としている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/ngn/20041219/lcl_____ngn_____000.shtml