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2004年12月18日(土) 17時36分

佐賀商工共済破産 原告「お金返して」−−損賠訴訟・第1回口頭弁論 /佐賀毎日新聞

 ◇古川知事は「残念」
 「謝ってくれなくても説明してくれなくてもいいからお金を返して!」。10年前に夫を亡くし、97歳の義母に十分な介護も出来ないという組合員(66)が証言台で懇願すると、傍聴席の組合員から「パチ、パチ」と遠慮がちな拍手が聞こえた。【朴鐘珠】
 佐賀商工共済協同組合の破たん問題で、組合幹部の刑事責任を問う初公判から3日後、同じ法廷で、県と新旧経営陣に損害賠償を求める民事訴訟が始まった。
 原告側の意見陳述では、組合員の女性2人が初めて公の場で口を開いた。一方、被告側の県と前理事長の陣内孝雄・参院議員(自民)は答弁書で“無言”の回答。古川康知事は「県民である組合員の方々と県が向かい合う形になってしまったことを本当に残念に思っています」とコメント。陣内議員は「コメントは差し控えたい」としている。
 被告の一部は、粉飾経理を隠して積立金を詐取した事実を認める姿勢を見せているが、賠償責任については県や陣内議員と同様、棄却を求めている。原告、被告双方の主張が真っ向から対立する中、裁判の長期化が懸念される。
 原告側の代理人は会見で、24日で原告の募集を締め切り、05年1月末までに第3次提訴する方針を明らかにした。次回弁論は3月4日の予定。

12月18日朝刊 
(毎日新聞) - 12月18日17時36分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041218-00000084-mailo-l41