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日本銀行職員による「お宝紙幣」の不正入手が相次いだ問題で、福井俊彦総裁は１７日の記者会見で、「日銀マンとしてあるべきではない行動で、大変遺憾に思っている。国民の皆様におわび申し上げます」と謝罪、「信頼回復のため、再発防止に全力をあげる」と語った。
福井総裁は記者会見の冒頭、「質問を受ける前に私から話をさせていただきたい」と今回の問題について釈明し、立ち上がって頭を下げた。
「紙幣の信用」を守るべき日銀の職員が自ら信用を傷つけた事態に、福井総裁は「重く受け止めているが、日銀全般に規律がゆるんでいるということではない」と強調。自らの責任については「国民に心配、迷惑をかけた責任を感じている。高い規律の職場を作り上げていくという私の責任をまっとうしたい」と述べた。(12/17 19:48)