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2004年12月13日(月) 00時00分

弁護士横領事件 関容疑者を再逮捕朝日新聞・

  総額1億3800万円に

  破産管財人の業務で管理していた小切手など計約7250万円をさらに着服していたとして、県警は10日、元県弁護士会長の弁護士関一容疑者(54)=甲府市上阿原町=を業務上横領の疑いで再逮捕した。横領容疑の総額は約1億3800万円に上る。今回の容疑については先月、後任の破産管財人が追加告訴していた。容疑を認めているという。

  県警捜査2課と甲府署の調べによると、関容疑者は、甲府市の宝飾会社4社の破産管財人を務めていた98年6月、在庫品の売却代金や小切手など計約5410万円を着服した疑い。在庫品を売る前後、必要な裁判所への報告も怠っていたという。

  さらに同年7月にも、不動産にかかった甲府市の固定資産税約1180万円を銀行から不正に引き出して横領。01年1月に移転補償金の約660万円を払い戻して使い込んだ疑い。

  一方、甲府地検は10日、99年8月から3年間で計44回、銀行から不正に引き出して計約6500万円を着服したとして、関容疑者を業務上横領の罪で起訴した。

     ◇
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  関容疑者の所属する県弁護士会(水上浩一会長)は同日、処分を検討する懲戒委員会を開いた。関係者によると、今後も協議を重ね、除名処分とする方針。水上会長は「警察、検察の判断を弁護士会として重く受け止めている」とのコメントを発表した。

(12/13)

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=8167