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2004年12月02日(木) 08時58分

消費者の関心いまひとつ/牛肉履歴表示、本県でも本格実施秋田魁新報

 国産牛に付けられた10けたの個体識別番号の表示を義務付ける「牛肉トレーサビリティー法」が1日、流通段階で施行され、小売店や焼き肉店などで本格的な取り組みが始まった。本県では施行前から実施している店舗が多いが、消費者の関心はいまひとつのようだ。

 秋田市中通の精肉店は、1日から掲示板への番号表示を始めた。それぞれの番号を色分けし、ショーケースの値札の色と対照できるようにしている。店主は「まだお客さんの視線は掲示板に向いていないようだ。事務作業が面倒になって大変だが、履歴を気にするお客さんにとっては、いい制度だろう」と話す。

 買い物をしていた女性(47)は「制度は知っていた。普段は国産かどうかを気にする程度。今のところ履歴を検索するつもりはない」と話した。

 同市山王の焼き肉店では、6月から玄関先に番号を表示。客の反応はほとんどないというが、店長は「お客さんに安全・安心を与えられると思う」と歓迎していた。

 一方、同市楢山の精肉店は、半年前から掲示板に番号を表示しているが、客の反応は全くないという。店主は「生産量より販売量が多いような銘柄牛には(産地偽装などがあり得るため)有効な制度だと思うが、それ以外の牛肉にまで必要なのだろうか」と話した。

 同法は昨年12月に生産から食肉処理段階までに導入され、今回で完全施行となった。小売店や焼き肉店は包装パックや店頭に番号を表示。消費者はこれをインターネットや携帯電話のホームページに入力すると、牛の出生や食肉処理に至る履歴を確認できる。

 県内では小売店約1300と、牛肉専門の外食店約150が対象。輸入牛肉が主体の牛丼店や、牛肉以外のメニューを多く扱うファミリーレストランなどは対象外。

<写真:掲示板(左上)に個体識別番号を表示している精肉店=秋田市楢山>

http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20041202c