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インターネット接続サービス「ヤフーＢＢ」の顧客情報流出事件で、不正アクセス禁止法違反と恐喝未遂幇助（ほうじょ）の罪に問われた元大学生冨安泰生被告（２４）に対し、東京地裁の井下田英樹裁判官は１９日、懲役２年６カ月執行猶予５年（求刑懲役２年６カ月）の判決を言い渡した。恐喝未遂幇助の罪に問われた無職森琢哉被告（３６）は懲役２年執行猶予４年（求刑懲役２年）とした。
判決は「犯行は企業の個人情報管理に対する社会的不安を引き起こし、軽視できない」と指摘した。
判決によると、冨安被告は１月、東京都新宿区のインターネットカフェからＢＢ社のサーバーに侵入、顧客情報を引き出した。森被告は同月、冨安被告からソフトバンク社を脅す計画書を受け取り、主犯格で義父の会社役員森洋被告（６７）＝恐喝未遂罪で有罪判決、控訴中＝に渡した。
(11/19 12:55)