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2004年11月12日(金) 03時10分

贈賄側に講師料800万…社保庁納入機器説明会読売新聞

 社会保険庁の金銭登録機導入を巡る汚職事件で、同庁が全国の社会保険事務局で金銭登録機の使用法に関する説明会を開催し、贈賄側の情報機器販売会社「カワグチ技研」に対し、約800万円の「講師料」を支払っていたことが11日、わかった。

 この機器は難しい操作が必要ないのが特徴で、同庁内では説明会の開催が必要だったかどうか、疑問の声が上がっている。

 同庁によると、説明会は、機器の導入直後の2003年4月から6月にかけて、全国の都道府県すべての社会保険事務局で開催された。職員や保険料の徴収にあたる国民年金推進員ら計約2550人が受講した。

 講師はカワグチ技研の社員らで、日当は1人1回1万円。派遣された人数は延べ171人に上った。同庁が支出した約800万円のうち、8割は会場までの「旅費」だったという。

 同庁とカワグチ技研は事前に、「受講者10—15人に対して講師1人」という基準を申し合わせており、計145人が参加した北海道では、講師が10人派遣されていた。同庁幹部は「説明書を充実させるなど、説明会を開かなくても済む手段はあったはず。説明会に800万円も出すとは、贈賄側を利する目的があったとみられても仕方ない」と語っている。

 カワグチ技研に機器を卸したメーカーでは、「金銭登録機は電気、ガス料金の徴収にも使われており、入力の仕方は高齢者でも苦にせず覚えられる」としている。説明会を担当した同庁国民年金事業室では、「重要な個人情報を入力することもあるため、手厚い研修を行った。しかし『もっと合理化が必要だった』という声にはきちんと耳を傾けたい」としている。
(読売新聞) - 11月12日3時10分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041112-00000401-yom-soci