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2004年11月12日(金) 00時36分

補導少年2146人分のデータ紛失 大阪、警部補処分へ朝日新聞

 大阪府警東淀川署の地域課警部補(55)が、同署が昨年と今年に補導した少年計2146人分の個人情報を記録した記憶媒体、フラッシュメモリーを紛失していたことが11日わかった。警部補は自宅で仕事をするため、課のパソコンから私有の記憶媒体フラッシュメモリーにデータをコピーし、持ち帰っていた。府警は、署外への持ち出しなどが内規に違反するとして、近く警部補を処分する。

 府警総務課によると、紛失したフラッシュメモリーは縦1.5センチ、横5センチのスティック状。暗証番号は設定されておらず、パソコンに接続すれば誰でも閲覧できる状態だという。

 少年の個人情報は、警部補が一覧表の形で整理し、同署地域課のパソコンに保存していた。少年を補導した日時や場所、補導の概要のほか、少年の住所、氏名、年齢、職業、保護者名、電話番号など。補導内容は喫煙が大半で、深夜徘徊(はいかい)や飲酒などが含まれており、「口頭注意」「保護者に通知した」などの「措置結果」も記されていた。補導の事実を知らされていない保護者もいるため、同署は少年らに個別に謝罪はしないという。

 警部補は、フラッシュメモリーを5日に持ち帰り、6、7日の土、日曜に自宅のパソコンでデータを整理していた。8日午前、大阪府枚方市内の自宅からJRと阪急を乗り継いで電車出勤する間に紛失。フラッシュメモリーを上着のポケットに入れていたといい、同署は、JR車内でポケットからハンカチを取り出した際に落とした可能性があるとみている。

 府警は8日午前、JR西日本と阪急電鉄に紛失届を出し、東淀川署員十数人が乗降駅や操車場を捜したが、見つかっていない。

 府警は内規で、データをフラッシュメモリーなどの私有の記録媒体にコピーすることや、外部持ち出しを禁じている。堂本良男・東淀川署長は「多数の方に多大な迷惑をかけ、深くおわびする。今後、個人情報の管理をより一層徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。

(11/12 00:00)

http://www.asahi.com/national/update/1111/020.html