2004年10月07日(木) 18時12分

預金口座の不正売買禁止へ　おれおれ詐欺で悪用（共同通信）

　「おれおれ詐欺」や「架空請求詐欺」で犯人側が振込先に指定した預金口座の多くが不正に売買された口座であることから、警察庁と法務省、金融庁は７日までに、口座の不正売買を禁止する方針を固めた。
　具体的には本人確認法を改正し、金融機関の承諾を得ない口座譲渡を禁止、違反した場合は罰則を設ける案が有力となっている。
　漆間巌警察庁長官は７日の記者会見で「被害を防止するため、不正に口座売買できないようにする枠組みをつくることが大事だ」と法規制の必要性を強調した。
　今後詰めの作業を急ぎ、改正案がまとまれば、今月１２日からの臨時国会に提出する方針。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041007-00000163-kyodo-soci