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母国のタイで両親と死別し、日本の祖母を頼って来日した東京都荒川区に住む中学１年生吉田メビサさん（１３）と代理人の弁護士らが５日、３カ月延長になっていた在留期限が６日に切れるのを前に東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、養子縁組による定住者資格が認められるよう、改めて支援を求めた。
メビサさんは「日本語も部活も一生懸命がんばっています。これから先どうなるか、すごく心配です。タイに帰っても住む家がありません。どうか、私の希望を考えてください」と語った。
現在は短期間の在留資格しかないが、今年７月に野沢前法相が「安定して在留できる手だてを」と入管当局に指示。東京入国管理局は当面の措置として在留期限を今月６日まで３カ月間延長した。
メビサさんは８月に定住者としての在留資格を申請したが、まだ結果は出ていない。手続き中のため、タイに送還されることはないという。
(10/05 14:39)