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2004年10月02日(土) 16時46分

名古屋市、個人情報の流出相次ぐ 住民らの住所や氏名、関係書類がご難 /愛知毎日新聞

 ◆住民らの住所や名前
 ◇屋根に書類乗せ発進、36枚紛失−−市の区画整理事業の請負業者
 名古屋市の区画整理事業の請負業者が1日、住民や事業所の住所や名前が書かれた書類36枚を紛失した。男性社員が書類100枚を入れた封筒を車の屋根に乗せたまま発車したためで、別の社員が約2時間後に路上に散乱した書類を発見。64枚を回収したが、36枚は不明という。市は紛失書類の当事者に謝罪する一方、業者に厳重注意した。
 紛失したのは、大曽根地区(北、東区)の区画整理に伴う変更後の新住所を各戸に知らせる通知書に対する受領書。通知書を受け取った住民らが住所と氏名を記入し、印鑑を押したものだった。
 1日午前9時ごろ、男性社員が中区丸の内の会社から業務に出かける際に、車の屋根に封筒を置いたのを忘れて発車。同11時ごろに約300メートル離れた同区大津橋交差点付近の路上に散乱している受領書を、同僚が発見した。男性社員は「うっかりしていた」と話しているという。【山田夢留】
 ◆氏名や住所、間取り
 ◇車上荒らしで書類など2軒分盗難−−市委託の木造住宅耐震診断員
 名古屋市が委託している木造住宅耐震診断員(42)の車が9月30日、車上荒らしにあい、診断結果をまとめた書類や写真などのデータ2軒分が盗まれていたことが1日、分かった。診断員の男性は約30分間、無施錠のまま路上に車を駐車して被害にあった。書類には家の間取りなども書かれており、同市は全診断員に個人情報の保管について改めて注意を促した。また、男性が丸一日たってから市側に盗難被害を報告したことから、すみやかに報告するよう注意した。
 男性は9月30日午後2時半〜同3時の間、同市天白区で別の顧客宅に立ち寄った際、車を無施錠で顧客宅前に駐車。助手席に置いてあったカバンを盗まれた。カバンには、名古屋市に提出予定だった2軒分の耐震診断結果報告書やデジタルカメラが入っており、カメラには診断住宅の写真が収められていた。報告書には診断を受けた人の氏名や住所のほか、間取りも書かれている。【山田夢留】

10月2日朝刊 
(毎日新聞) - 10月2日16時46分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041002-00000022-mailo-l23