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2004年09月28日(火) 18時20分

悪質商法被害で高齢者の相談急増−−神戸市生活情報センター /神戸毎日新聞

 ◇70歳以上から4〜8月、47%増1107件
 ◇「浄水器」や「リフォーム」巧みな言葉にご用心
 1人暮らしなどの高齢者世帯を狙い高額な契約をさせる悪質商法被害の相談が急増していることが、神戸市生活情報センターのまとめで分かった。今年4〜8月に寄せられた高齢者(70歳以上)の相談件数は、前年度同期比47%増の1107件に上る。親切な言葉で気を許したすきに契約させられる事例が多く、同センターは「業者の巧みな言葉をうのみにしないように」と注意を呼びかけている。【桜井由紀治】
 高齢者の相談件数で最も多いのは「オンライン関連サービス」で385件。訪問販売による「浄水器」(67件)、「住宅リフォーム工事」(59件)が続いている。
 ある70歳代女性は、業者から「現在使用してもらっている浄水器の点検にうかがう」という電話を受けた。点検に来た業者が「この浄水器は性能が落ちていて水がよくならない」というので、新しい浄水器と温泉器を計84万円で購入する契約をした。契約書を見たら、別の業者だったという。
 また、70歳代男性の相談では、突然自宅を訪れた業者が床下を点検。「このままでは床下が腐って家が倒壊する」と補修を勧めた。工事費が150万円と高額なため断ると4時間も居座って契約を迫り、「警察を呼ぶ」と言うとやっと帰ったが、また来ないか不安という。
 同センターは「むやみに家に入れたり、長く話をしないこと」と呼びかけている。同センターの相談窓口(078・371・1221)。

9月28日朝刊 
(毎日新聞) - 9月28日18時20分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040928-00000258-mailo-l28