2004年09月22日(水) 22時09分

ＮＨＫ不祥事、受信料支払い拒否・保留１万７千件に（読売新聞）

　ＮＨＫの一連の不祥事に関連して、視聴者からＮＨＫに対して計約１万２０００件の意見が寄せられ、受信料の支払いの拒否・保留も１万７０００件に上ったことが、２２日分かった。

　同局の関根昭義・放送総局長が定例会見で明らかにした。

　寄せられた意見は、プロデューサーによる番組制作費着服が明らかになった７月２０日から、今月８日まで約６５００件。海老沢勝二会長が参考人招致された同９日の衆院総務委員会から２０日までに約５５００件あった。内容は「９日の総務委員会を中継しないのか」「１１日の謝罪番組に対する意見」など、ほとんどが批判という。

　受信料支払い拒否は、集金の際などに意見表明があったもの。その後、一軒一軒説明して理解を求め、不払いを取り下げてもらったケースもあるというが、関根総局長は「（不払い件数の）印象は多い」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040922-00000312-yom-soci