悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2004年09月17日(金) 00時00分

「架空請求」相談が急増架空請求のはがきにはもっともらしい言葉が並ぶ朝日新聞・

 県消費者窓口に4カ月で3435件 被害1千万円超

  インターネットの有料サイトに関する架空請求の相談が、県内で急増している。今年4月から7月までに、県消費生活センターと庄内消費者センターに寄せられた相談は3435件。急増した昨年同期(807件)よりも4倍以上に増え、被害総額も1千万円を超えた。県消費生活センターは「サイトは身近なだけに、はがきに不安を覚える人が多いのだろう」と話している。

  最近の特徴としては、「アダルトサイト」など男性対象のものから、「電子通信料金」という一般的な利用料名目などでの請求が増え、多様化しているという。このため、女性への架空請求も増えており、前年同期には93件だった女性からの相談がすでに1172件に達している。男性も3倍程度増え、2243件。地区別では、村山地区に集中しているという。

  一方、前年に多額の被害がでた債権回収業者からの架空請求は592件から25件に激減した。

  全国的にはシールを開かないと読めない「シークレットはがき」による請求など手の込んだ手口も増えているが、県内ではまだ、金品の請求には使われない普通のはがきが多いという。請求文の多くには「法務省認可特殊法人」や「電子消費者契約民法特例法」などの言葉が並ぶが、ほとんどが架空という。同センターは「被害にあわないためにも、少しでも疑問を感じたらまず相談を」と呼びかけている。(9/17)

http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=5768