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2004年09月17日(金) 00時00分

マルチ商法100億、広告塔デヴィ夫人、三沢あけみZAKZAK

派手な宣伝活動で顧客信用させ

 捜査本部の調べだと、矢吹容疑者は「ペルーインカ帝国3000年記念金貨コイン」を発売。「購入すれば関連会社が倍以上の配当で買い上げる」とウソをつき、不特定多数の顧客から多額の出資をさせた。


三沢あけみ 同様の手口で布団や宝石、水で出資を募り、「顧客を紹介すれば紹介料を払う」と、明らかなマルチ商法にも手を染めていった。

 集めた金は総額約103億円。同社は平成14年10月に破産、捜査本部は矢吹容疑者が会社をつぶすことを前提にカネ集めしたとみて詐欺事件でも立件を目指す。


フジモリ元大統領 矢吹容疑者は出資者を安心させるため、度々有名人を呼んでパーティーを開催。ゲストとしてフジモリ元ペルー大統領や演歌歌手の三沢あけみさん、デヴィ夫人、詐欺で逮捕・起訴された有栖川宮識仁こと北野康行被告などを出席させて、「イメージキャラクター」化し、一等地のビルのワンフロアを借り切ったパーティーを行うなど派手な活動を展開していた。

 特に同社はフジモリ元大統領を「環境事業部の最高顧問」と宣伝、有栖川宮については同社や関連会社がグッズ販売やツアーを企画するなど、「一連のニセ宮事件の黒幕」(関係者)だったという。

 矢吹容疑者を知る関係者は「新宿2丁目に事務所があり、気に入ったゲイバーのボーイを次々と社員にしていた」と指摘するなど、私生活もかなりキワどかった。

ZAKZAK 2004/09/17

http://www.zakzak.co.jp/top/2004_09/t2004091702.html