2004年09月05日(日) 00時00分

温泉の情報開示法改正を要請へ 学会、古い体質批判 （東京新聞）

　全国各地で発覚した温泉の偽装表示などの問題を受け、温泉研究者や宿泊施設経営者らでつくる温泉学会（会長・保田芳昭関西大学教授）は四日、群馬県草津町で全国大会を開き、情報開示を基本とした温泉法改正を行うよう環境省に要請する決議を採択した。近く環境省や業界団体に働きかける。

　決議では「循環ろ過式なのか、源泉掛け流しなのか」「源泉を加熱しているのか、加水しているのか」などの温泉情報を、ほとんど開示しない業界の古い体質が偽装表示の黙認、隠ぺいにつながったと批判した。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040905/mng_____sya_____013.shtml