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2004年09月04日(土) 00時09分

架空の映画評論ねつ造、ソニー米子会社が原告と和解読売新聞

 【ニューヨーク=小山守生】ソニー傘下の映画会社の米ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが、自社の映画に関する架空の評論をねつ造し、宣伝に使っていたとして観客から訴えられた集団訴訟を巡り、ソニーが原告1人あたり5ドル(約550円)、総額150万ドル(約1億6400万円)を支払うことで原告と和解したことが2日分かった。ロイター通信が伝えた。

 訴えなどによると、ソニー・ピクチャーズは2001年に公開された映画「ロック・ユー!」の宣伝で、「デビッド・マニング」という名の評論家のコメントを紹介、「(主演男優は)今年一番注目される新人」などと称賛していた。しかし、米メディアの調査で、この評論家が実在しないことが発覚。ソニーは他の3作品の宣伝でも同じ架空評論家のコメントを使っていたことから、映画業界で大問題となり、米カリフォルニア州の映画ファン2人が同年、観客にチケット代を全額返還するよう求める訴えをロサンゼルス地裁に起こしていた。
(読売新聞) - 9月4日0時9分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000414-yom-bus_all