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2004年09月04日(土) 03時06分

ソフトバンク 3G携帯の周波数割り当て 参入不可能と訴訟検討産経新聞

 第三世代携帯電話(3G)普及のために総務省が開放を予定している電波周波数帯を既存の携帯事業者に優先割り当てする方針を固めたことをめぐり、新規参入を希望するソフトバンクの孫正義社長は三日、「現状ではいくら待っても新規参入は不可能」と問題視、行政訴訟を検討していることを明らかにした。
 総務省は、空港無線電話などが使う800メガヘルツ帯域を平成二十四年まで整理し、3G用に空けることを決めているが、今年度から空き始める計60メガヘルツ分を、「既存加入者をスムーズに移行させるため」として、二十四年を待たずにNTTドコモとKDDIに優先的に割り当てる方針を固め、一般に意見を求めるパブリックコメントを募集中。これに対し、ソフトバンクは「800メガヘルツ帯は平成二十四年までにすべていったん返上し、再度割り当てることになっている」と反発している。
 同社が800メガヘルツ帯にこだわるのは、電波が通じやすいために基地局数が少なくてすみ、ドコモが使う2ギガヘルツ帯と比べると、投資額で約一兆円の差が出るため。価格競争で優位性を出しやすいからだ。
 孫社長は「難しい話にみえるが、利用者も考えてほしい」として、ソフトバンクや子会社の日本テレコムのブロードバンド(高速大容量)会員に、パブリックコメントへの参加を求める電子メールを送付する考えを示した。
(産経新聞) - 9月4日3時6分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040904-00000013-san-bus_all