2004年08月31日(火) 00時00分

適正化へ条例検討も 知事　温泉偽装表示問題で （東京新聞）

　温泉の偽装表示問題をめぐり、小寺弘之知事は三十日、定例会見で「温泉法に不備があれば、法的に研究していく必要がある」として、温泉表示の適正化に向けた条例制定を検討する方針を示した。

　小寺知事は、温泉表示の在り方について「かつては温泉に対して有害物質があればチェックするという必要最小限のことをやってきた。温泉ブームもあり、利用客に分かりやすく表示するのは、観光の在り方として親切なこと」と話した。

　その上で、情報公開の在り方を含めて研究されるべきだとして、必要であれば関係機関と協議して、条例制定も視野に検討するとした。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20040831/lcl_____gnm_____003.shtml