2004年08月23日(月) 00時00分

君も法律に挑戦 こども弁護士コンテスト　解答を募集中 （東京新聞）

　子どもたちに法律の考え方を知ってもらおうと県弁護士会は、小中学生を対象にした「こども弁護士コンテスト」を開いている。弁護士会が作った問題に対し、子どもたちが解答を応募する。

　問題は、心臓移植が必要な人と肝臓移植が必要な人、健康な人がおり、三人の多数決で、健康な人が心臓と肝臓をそれぞれに提供することになったと想定。（１）多数決で決めていいのか（２）なぜ多数決で決めてはならないか（３）多数決で決めることができるのはどのような場合か−などを、四百字詰め原稿用紙で二枚以上、四枚以内でまとめる。

　同弁護士会は「夏休みを利用して、弁護士になったつもりで挑戦してみてください」と、参加を呼び掛けている。

　応募資格は、県内の小学五、六年生と中学生。提出締め切りは九月二十日。弁護士らの審査で最優秀賞から佳作までを選び、十月中旬に発表する。入賞者には図書券が贈られる。問い合わせは県弁護士会＝電０２９（２２１）３５０１＝へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20040823/lcl_____ibg_____005.shtml