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2004年08月21日(土) 18時01分

「架空請求」が倍増 昨年度の相談総件数、過去最高4303件 /阪神毎日新聞

 ◇尼崎市立消費生活センター
 尼崎市立消費生活センター(同市南武庫之荘3)は、昨年度に同センターに寄せられた相談の概要をまとめた。相談件数は4303件で、前年度(3985件)を上回り、過去最高を記録した。中でも、身に覚えのない出会い系サイトやアダルトサイトの料金を請求されるなど、架空請求に関する相談が1414件にのぼり、前年度(678件)の2倍以上に増えた。
 同センターによると、架空請求の手口は、携帯電話で不特定多数の人に電子メールを送るケースが目立つ。メールで未払いの料金があることだけを知らせ、連絡してくれば、具体的な内容や支払い方法を知らせるという方法。実際に100万円を支払ってしまった相談者もいた。
 同センターでは、携帯電話で簡単にインターネットができるようになったため、有料サイトをのぞいた経験のある利用者がほとんどではないかと分析。「有料サイトでも、登録しなければ契約は成立しない。身に覚えがなければ無視するという態度をぜひ守ってほしい」と注意を呼びかけている。
 25日午後1時半から、架空請求の被害防止のための講座を同センターで開く。無料。対象は尼崎市の在住、在勤者。定員50人。申し込み、問い合わせは同センター(06・6438・4194)。【柿沼秀行】

8月21日朝刊 
(毎日新聞) - 8月21日18時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040821-00000269-mailo-l28