2004年08月19日(木) 00時00分

伊香保温泉　新たに１９軒で水道水 一部の浴槽で“併用” （東京新聞）

　伊香保町の伊香保温泉で、一部の旅館やホテルが水道水などを沸かして使いながら、「温泉」と偽って営業していた問題で、新たに十九軒の旅館・ホテルが一部の浴槽で水道水を使用していたことが十八日分かった。

　同温泉では、七軒の施設が温泉を引かずに水道水や井戸水を沸かしていたことが発覚し、うち二軒はインターネットのホームページで「温泉」と表示していた。

　このため、同町や町温泉観光協会などが五十六施設を対象に緊急実態調査を実施。その結果、温泉は引いているものの、一部の浴槽で水道水も併用している施設が確認された。

　町は十九日に調査結果を公表する予定だが、担当者は「新たな十九軒は、例えば温泉を使った大浴場内にある小さな浴槽の一部で水道水を使用したということで、前の七軒とは性質が違う」と説明している。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20040819/lcl_____gnm_____002.shtml