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パソコン大手の米ヒューレット・パッカード（ＨＰ）は３日、無償の基本ソフト（ＯＳ）「リナックス」を搭載するノート型パソコンを発売すると発表した。卓上型だけでなく、ノート型も登場することで、リナックスパソコンが市場により浸透する可能性もある。
売られるのは、企業顧客向けのノートパソコン「ｎｘ５０００」シリーズの一つ。同社のインターネット上の販売サイトで、価格は１１４０ドル（約１２万７０００円）程度になるという。
リナックスは、企業向けのサーバーでの採用が広がっているものの、パソコンでの利用はそれほど進んでいない。しかし、ＨＰがアジア地域で卓上型のリナックスパソコンを発売しているほか、欧州ではイタリアのパソコン関連会社が大手デルのパソコンにリナックスＯＳを組み合わせて発売を始めている。
(08/04 18:18)