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東京地検は２７日、オウム真理教（アーレフと改称）の最高幹部の１人、野田成人容疑者（３７）と信徒ら計５人を薬事法違反（無許可販売）の罪で起訴し、男性１人を「関与の度合いが薄い」として起訴猶予処分にした。
起訴状によると、野田容疑者らは東京道場の信徒らと共謀し、昨年２月〜今年４月、医薬品成分のステロイドを含むクリーム「桃源」を９１０人に計約２３００万円で販売したとされる。
「アトピー性皮膚炎に効く」との触れ込みで１個８０００円で販売していたが、かぶれなどの症状を訴える人もいたという。野田容疑者は、信徒らがインターネットを通じて違法販売していたことを容認していたという。
(07/27 19:09)