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日曜日の２５日、福井豪雨の被災地には復旧を支援するボランティアが集まった。福井県災害対策本部によると、２４、２５の両日に参加したボランティアは５市町で延べ１万６９６９人に上った。
足羽（あすわ）川の堤防が決壊した福井市春日地区。同県武生市のＮＰＯ法人のスタッフ竹内晶さん（３３）は、福井豪雨の１８日、大雨の被害を受けた新潟県三条市にボランティアとして駆け付けていた。福井の災害を知ってその日のうちに引き返し、市水害ボランティアセンターで活動している。
福井県美山町に入った兵庫県西宮市の大学職員管政裕さん（５１）は阪神大震災で親類２人を亡くした。「多くのボランティアに助けてもらったので恩をお返ししたい」と民家で泥の除去作業をした。
美山町折立の寺院では２５日、約７０人のボランティアが本堂の泥をバケツリレーで運び出した。
福井市の約４０のホテル、旅館でつくる市旅館業協同組合はボランティアにかけつけた人の宿泊料金を通常の３〜５割引きにしている。
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新潟県中越地方を襲った豪雨被害でも、三条市や中之島町などに約４３００人のボランティアが集まった。ボランティアは被災住民と一緒に床下の泥を出したり、家の片づけを手伝ったりしていた。
この日新潟県内は、ほぼ全域で午後から大雨洪水警報が出されたが、大きな被害はなかった。(07/25 20:32)