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2004年07月24日(土) 00時00分

<茶況>緑茶の産地表示義務付けへ(23日) 東京新聞

 日本農林規格(JAS)法に基づく加工食品の原料原産地の表示について検討してきた農林水産省と厚生労働省は9月下旬にも、JAS法の加工食品品質表示基準を改正し、緑茶については原料原産地の表示が義務付けられる見通しとなった。

 緑茶の表示基準は名称や原材料名など6項目の一括表示が定められているが、これに原料原産地名が加わる。

 原料原産地名には国内、外国産とも荒茶の製造地として国名などを表示する。これまでは表示の必要がなかった国内産を100%使った場合も今後は「国産」「日本」「静岡県」「静岡県川根町」などと書く。

 外国産の荒茶を輸入し、国内で仕上げした場合はこれまでも原産国名の表示義務があり、今後も「中国」「ベトナム」などと書くことになる。

 農水、厚労省は9月上旬に開くJAS調査会で改正を決め、9月下旬から10月上旬に改正した加工食品品質基準を施行する。表示義務化は2年間の猶予期間を設け、茶袋の印刷変更などに対応できるようにする。 (松本利幸)

 袋井・森 JA遠州中央は23日、管内の荒茶品評会を袋井市の茶ピアで開いた。

 掛川・小笠 茶園の乾燥に注意が必要。生産者はかん水作業に余念がない。

 島田 産地問屋は水出しせん茶の販売促進に懸命。

 榛原・相良 生産農家は防除やかん水などの茶園管理を進めている。

 金谷・三川根 荷動きは小口補充が中心。産地問屋は消費地営業を強化し、冷茶の販売に努めている。

 藤枝 藤枝市の茶生産者代表らでつくるJA大井川藤枝支部の会議が23日あり、かん水の徹底を確かめ合った。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/siz/20040724/lcl_____siz_____005.shtml