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2004年07月23日(金) 18時33分

大阪市三セク 中国産混ぜたブロッコリー、米国産と偽る毎日新聞

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ブロッコリーの偽装出荷で謝罪する「大阪港埠頭ターミナル」の広部公一社長(右)ら=大阪市役所で23日午前9時1分、望月亮一写す    大阪市の第三セクター「大阪港埠頭ターミナル」が下請け会社「オー・エス・サービス」に指示し、米国産のブロッコリーに中国産を混ぜたうえ、米国産と偽って出荷させていたことが23日分かった。偽装したのは02年2〜3月の約1週間で計約1440箱(26トン)。中国産を約2割混ぜていた同ターミナルは「米国産が劣化して少なくなったため、中国産を混ぜた。荷主の信頼を損なうのを避けたかった」と説明しているが、トンガ産のカボチャをメキシコ産の箱に入れていたことも判明。ほかにも韓国産ミカンを有田産の箱に入れて出荷した疑いもある。大阪府流通対策室も23日午後、同ターミナルなどから事情を聴く。
 同ターミナルの広部公一社長は午前9時から会見し、「消費者の食の安全に対する信頼を失う行為で、深くおわび申し上げます」と謝罪した。谷間育宏常務によると、輸入された米国産と中国産のブロッコリーを2カ所の低温倉庫で保管していたが、片方の倉庫の室温が施設の老朽化のため下がらず、ブロッコリーが傷んだ。それを捨てていくうち、米国産が少なくなり、当時の営業主任が課長補佐と課長に相談。課長が中国産を混ぜて出荷することを決め、オ社に指示したという。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000021-maip-soci