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2004年07月21日(水) 23時06分

三菱自大型車のクラッチ欠陥、点検実施率が32%に朝日新聞

 リコール(無償回収・修理)の遅れが問題となっている三菱自動車製大型車のクラッチ系統の欠陥で、三菱ふそうトラック・バスは21日、点検の実施率が20日現在の速報値で32%になったと発表した。今月9日現在は14%だった。同社は「今月中に40%台後半に到達させたい」としている。

 三菱ふそうによると、大手運送会社の整備工場に三菱側の整備士が出向いて点検する方法が動き始め、実施率が上向いたという。一方、5月26日のリコール届け出以降、問題の金属部品「クラッチハウジング」の破断が頻発している問題では、新たに1件が判明し、リコール後の破断は計10件になった。

    ◇

 同社は21日、小型トラック「キャンターワイド」系のブレーキ装置のリコールを届け出た。対象は約9000台。ブレーキを踏む力を増す装置の不具合でブレーキが利かなくなる恐れがある。今回の届け出により、リコールかそれに準じる措置が必要な過去の欠陥隠し47件のうち、7件でリコールが始まったことになる。(07/21 23:06)

http://www.asahi.com/national/update/0721/047.html