2004年07月15日(木) 10時06分

三菱ふそう　クラッチ破損事故新たに７件公表（毎日新聞）

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クラッチハウジングの問題について会見にのぞむ三菱ふそうの品質・技術本部長の塩澤秀幸氏と社長のビルフリート・ポート氏（右）＝国交省で１４日午後３時３７分、塩入正夫写す 　 　三菱ふそうトラック・バス製大型車の部品「クラッチハウジング」の欠陥問題で、同社は１４日、５月にリコール（回収・無償修理）して以降、新たに同部品が破損する事故７件が起きていたと発表した。これまで事故２件を隠して虚偽発表したが、ビルフリート・ポート社長は記者会見で、今回の７件は「社内の報告が遅れていたもので、隠ぺいではない」と説明。クラッチハウジングの点検・修理を最優先に行う方針を表明した。
　同社によると、５月２９日に静岡県内の国道１号バイパスを走行中のダンプカーから音と振動とともにクラッチハウジングが破損しプロペラシャフトが脱落。６月２４日には埼玉県の大宮バイパスを走行中のダンプカーから同シャフトが脱落した。ほかの５件は５月２９日〜７月１０日、走行中のトラックなどのクラッチハウジングや周辺部品が破損、走行不能となった。（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040715-00000008-maip-soci