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インターネット上に開設したアダルトサイトの情報料など約１１億３千万円の所得を隠し、法人税約３億３千万円を免れたとして、東京地検特捜部は１４日、ソフト開発会社「アイ・コミュニケーションズ」（東京都豊島区）の社長馬橋利征（３５）と通訳業足立一樹（４８）の両容疑者を法人税法違反の疑いで逮捕した。
調べによると、馬橋社長らは架空広告費を計上したり、投資の失敗を装ったりして、０１年１０月期までの２年間に約１１億２９２４万円の所得を隠し、法人税約３億３１５５万円を免れた疑い。馬橋社長らは容疑を否認しているという。
同社はネット上でアダルトサイトや出会い系サイトを運営。ダイヤルＱ２に接続した利用者から情報料を得ていた。馬橋社長らは、その情報料など９億円を原油の先物取引に投資して失敗したとして全額を特別損失に計上したが、実際には投資していなかったという。
(07/14 20:17)