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2004年07月14日(水) 16時07分

インターネットバンキング利用者は78%、今後も拡大の見込みjapan.internet.com

インターネットコム株式会社 と 株式会社インフォプラント が調査を行ったところによると、2004年7月13日現在のインターネットバンキングの利用経験者は78.3%だった。

この調査は、インターネットを利用している成人300人を対象に行ったもの。年齢層分布は20代:26.0%、30代:45.7%、40代:21.7%、50代:4.7%、60代:2.0%。

まず、インターネットバンキングの利用経験について尋ねたところ、利用したことが「ある」という人は78.3%、「ない」という人は21.7%だった。古いデータになるが、 2000年6月に成人インターネットユーザーを対象に実施した調査 では、利用経験者の割合は19%だった。2000年の調査と今回の調査では対象人数が違うため、あくまで参考値だが、4年間でおよそ59ポイントの伸びがあったと見られる。

インターネットバンキング利用経験者78.3%(235人)の利用歴は、「1年未満」が25.5%、「1年以上2年未満」が33.6%、「2年以上3年未満」が20.9%、「3年以上4年未満」が14.5%、「4年以上5年未満」が2.1%、「5年以上」が3.4%だった。利用者の80%が3年以内にインターネットバンキングを始めたことが分かる。

また、よく利用するサービスについて尋ねたところ(複数回答可)、「残高照会・入金確認」(84.7%)と「振込」(68.9%)が多く、そのほかでは「ネット決済サービス」(15.3%)や「振替」(10.2%)、「定期預金の預け入れ、解約」(8.1%)、「各種料金の支払い」(7.7%)が挙げられた。

インターネットバンキングを利用している場所(複数回答可)としては「自宅」が圧倒的に多く95.7%、「仕事場」が13.6%、「インターネットカフェ」が1.3%という結果が出た。
職場でのインターネット利用 の多さが以前から指摘されているが、セキュリティを気にしてか、インターネットバンキングは自宅で行う人が多いようだ。

利用端末については、「PCのみ」という人が93.6%、「PC/携帯両方から」という人が6%、「携帯電話のみ」という人が0.4%だった。どこからでも利用できるという携帯電話の性質を考えると、この結果は低いよう思われる。

インターネットバンキングを利用したことがない21.7%(65人)に、今後、利用するつもりがあるかを尋ねたところ、「機会があれば利用したい」が39.1%、「わからない」が48.4%、「利用することはない」が12.5%で、約40%の人が前向きな姿勢を示した。銀行の ATM に、行列ができなくなる日もそう遠くないかもしれない。(
調査協力: 株式会社インフォプラント



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