2004年07月13日(火) 22時40分

架空請求に専用相談窓口　京都府 20日から（京都新聞）

　利用していない有料アダルトサイト料金や貸付金返済などの架空請求に関する相談が急増しているのを受け、京都府は２０日から、府消費生活科学センター（京都市中京区西ノ京笠殿町）に専用相談窓口を開設する。架空請求の専用窓口は全国で初めてという。
　これまで一般相談窓口で対応してきたが、増加する一途の相談に的確に対応するため、専従スタッフ２人と専用電話＝Tel:０７５(821)８８２２＝を設置。相談内容に応じて対処方法を助言したり、脅迫や嫌がらせがある場合は警察とも連携して被害の防止を図る。
　同センターによると、２００３年度に寄せられた架空請求と不当請求に関する相談は計３２４４件で相談件数全体の半数を占めた。前年度より約２５００件増えた。若者や中高年層からの相談が多い。
　府消費生活室は「不当な請求があっても無視することが最善の自衛策。１人で悩まず、まず相談を」と呼びかけている。（京都新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040713-00000073-kyt-l26